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【演劇鑑賞会】からのお知らせ |
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下記の日程で小林高校12回卒の黒木国昭さんのガラスアート展が開催されます。 |
黒木国昭さんは現在宮崎県綾町に工房を構え、西洋ガラスの伝統と日本人としての |
感性を融合させた新しいガラスアートをご覧いただけます。 |
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・黒木国昭(12回卒)ガラスアート展 8月1日(水)〜13日(月) 場所:日本橋高島屋 |
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【鑑賞報告】 by
吉村繁(23回卒・演劇鑑賞会) |
黒木国昭ガラスアート展 『淋派と広重の展開』を見に行きました。
8月3日(金)午後、ちょうど客足が少なかった時間帯だったことも幸いして、初対面にもかかわらず、小林高校の後輩、桜萩会、関東小林会の繋がりもあったのでしょう、ひとつひとつの説明をしながら会場を案内して下さいました。
4年前、綾の工房に行き、少しの作品は知ってはいたのですが、光琳の花器や屏風になった北斎の富嶽三十六景の作品の美しさには圧倒されました。
会場を進むと、二十余年の歳月をかけて昨年6月に完成した歌川広重の「東海道五十三次」が、お江戸日本橋から始まります。作品の横には広重の画が張ってあり、平面の浮世絵を、ガラスではどう表現してあるかを、驚きを持って見ることになります。品川宿、小田原、箱根、富士山・・・京都三条大橋。ある作品は花器に、ある作品は屏風や行灯になり、ガラスを重ねた立体感と透明感があります。また、ある作品は、平面画を、前景、近景、中景、遠景、背景(宇宙)に分割して作られていて、歩を進める毎に形やデザインのみならず、その発想に思わず「おっ!おー」の連続でした。これらの作品は、既に熱烈な愛好家の手にあり、東海道五十三次完成記念展示会のために借りての披露だそうです。最初で最後の総顔見せかも知れません。
11月には名古屋、1月は新潟であります。
詳しくは、グラスアート宮崎 黒木国昭 綾工房
http://www.glass-art-m.com/japan/index2.html
ふるさと関係者のみならず、ご近所の友人、知人の方と行かれると、付き合いがまたひとつ深くなるのではないでしょうか!それほどに魅力あふれる展示会です。温厚な人柄と気さくさ、あの握手の手の分厚さは忘れることはないでしょう。 |
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淋派屏風の前で |
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広重の五十三次 沼津 |
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広重の五十三次 原の宿 |
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広重の五十三次 荒井宿の前で |
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